Yutaka Nakamura
Performance Coach / Trainer / Strength & Conditioning
Performance Coach / Trainer / Strength & Conditioning
Yutaka Nakamura is a world-renowned leader in athletic performance, recognized for developing elite
athletes through innovative, science-driven training methods. With over two decades of experience, he has contributed to the success of multiple Grand Slam champions and rising stars in tennis.
As a staff member of the Japan Olympic Committee (JOC), Yutaka supports Japanese athletes competing at the highest levels of international sport.
He priviouly worked with Emma Raducanu and played a pivotal role in guiding Naomi Osaka to her 2020 US Open and 2021 Australian Open victories.
From 2018 to early 2020, Yutaka served as Head of Tennis Strength and Conditioning at IMG Academy, leading training for academy players, elite juniors, professionals, and IMG clients. He also directed a team of trainers and coaches responsible for shaping athletic development across the program.
From 2011 to 2018, Yutaka was the Strength and Conditioning Coach for Maria Sharapova. During this period, she completed a career Grand Slam with a win at the 2012 French Open, returned to the World No. 1 ranking, and captured her fifth Grand Slam title at the 2014 French Open.
Yutaka’s career began at the Saddlebrook Sports Complex in Tampa, Florida—home to the legendary Harry Hopman Tennis and Arnold Palmer Golf Academies. In 2000, he supported Jennifer Capriati in her comeback, helping her later capture three Grand Slam titles.
In 2005, Yutaka became Director of Performance at IMG/Bollettieri Academy, overseeing the Strength and Conditioning program for more than 300 full-time students, over 1,000 short-term athletes annually, and elite professionals including Kei Nishikori, Tommy Haas, Mary Pierce, Xavier Malisse, Max Mirnyi, and others.
Through the Morita Masaaki Tennis Fund (MMTF), Yutaka helped develop Kei Nishikori from age 13 to 20. In 2008, Nishikori won the ATP title in Delray Beach at just 18 years old—becoming the first Japanese man in nearly 16 years to win an ATP event.
In 2010 and 2011, he served as a Strength and Conditioning Coach and consultant for Tennis Australia, working with Davis Cup team members.
Education & Accreditation
パフォーマンスコーチ、
トレーナー&
ストレングス&コンディショニング
東京都出身
桐光学園高校卒業
米国チャップマン大学卒業
(スポーツサイエンス専攻)
アスリート・マネージメントにおいて、トレーニング・栄養・リカバリーという身体づくりの三大要素を軸に『フィジカルプロジェクト』を提唱。運動や体調管理にとどまらず、モチベーションも含めた”心・技・体”の総合的な健康をテーマに、世界中のアスリートを支えるフィジカルトレーナーとして活動している。現在はアメリア・フロリダ州を拠点に、幅広い国際ネットワークを活かして精力的に活動中。
日本オリンピック委員会(JOC) の強化スタッフ(医・科学スタッフ)としても活動している。
また、これまでに、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)の専属・ストレングス&コンディショニング・コーチとしてツアーに帯同。大坂なおみの専属ストレングス&コンディショニング・コーチとして帯同し、2020年全米オープン優勝、2021年全豪オープン優勝に貢献。それぞれ2年ぶり2度目のグランドスラムタイトルを勝ち取っている。
- 経歴 -
高校卒業後、アメリカ・フロリダ州のサドルブルック・アカデミーにテニス留学。名門ホップマン・テニスおよびパーマー・ゴルフの両アカデミーでトレーニングを積む傍ら、アルバロ・ベッタンコ氏、トミー・トンプソン氏、櫻井準人氏らに師事。現地では米沢徹氏、松岡修造氏、ジェニファー・カプリアティ選手らとの出会いを通じ、数多くの学びを得る。
1993年、カリフォルニア州チャップマン大学に進学。テニス選手としてプレーを続けながら、運動生理学・スポーツ科学を専攻した。大学ではアメリカンフットボールや野球チームの学生トレーナーとしても活動した。
1998年、サドルブルックにてストレングス&コンディショニング・コーチに就く。アルバロ・ベッタンコ氏(松岡修造氏の過去の指導者)と共に、ジュニア選手やアカデミープロプレイヤーのストレングス&コンディショニング・コーチとしてのキャリアをスタートした。
2000年にはジェニファー・カプリアティ選手の専属トレーナーとしてグランドスラム、フェドカップを含むツアーに帯同。翌2001年、彼女は全豪オープン、
全仏オープンを制し世界ランク1位の座に輝く。また、当時のフェドカップキャプテン、ビリー・ジーン・キングから多大な影響を受けた。
2002年、ホップマン・キャンプから独立。当時オレンジボウルのため渡米していた錦織圭(当時12歳)と初対面。
2004年、ニック・ボロテリー・テニス・アカデミー(現IMGアカデミー)にて盛田正明テニスファンド(MMTF)のトレーナーに就任した。
2005年、IMGアカデミー全体のプログラムとジュニア育成プログラムをニック・ボロテリーの要望を受け、同アカデミーと契約した。フィジカルトレーニングのフルタイムの生徒からIMG ELITE(IMG契約選手)、プロ選手の指導を行う。マリア・シャラポワ、マリー・ピアース、トミー・ハースの他、錦織圭を、渡米した13歳から20歳までの7年間トレーニングに携わった。
2010年、オーストラリア・テニス協会と契約、渡豪。伝統あるテニス強豪国の復活、再生を目指し、フィジカルトレーニングを担当。男子若手代表のバーナード・トミックのストレングス&コンディショニング・コーチとしてツアーを回る。デビスカップ、プロ男子のフィジカルトレーニングのコンサルタントを勤める。
2011年、マリア・シャラポワの専属トレーナーに就任。2018年までツアーに帯同していた。2012年にはシャラポワにとって鬼門とされていた初のフレンチオープンのタイトルを勝ち取り、キャリア・グランドスラムの栄冠を手に入れ、世界ナンバーワンの座を勝ち取った。2014年には5つ目のグランドスラム、2度目のフレンチオープンを奪還した。
その間、全米女子ゴルフ(LPGA)のジェシカ・コルダ、フォルトゥナ・ドッセルドルフ所属の伊藤遼哉のフィジカルトレーナーを務めた。また、NIKEのアドバイザリーとコンサルタント(トレーニング・システムや育成プログラムの提供等)を務め、海外でのクリニックやセミナー等、グローバルな普及活動も担う。テニスからゴルフ、ベースボールやサッカーなど幅広い指導を行い、フィジカルプロジェクトから現場や環境づくり等のサポートを続けた。
2019年、米国フロリダ州のIMG
Academy・テニスアカデミーのストレングス&コンディショニング部門の総括に就任。フルタイムの生徒のプログラミングから、デニス・シャポバロフ等、エリート・プロ選手の指導を行っていた。身体機能の強化から向上、そして栄養面での指導・育成に取り組んでいた。
2016年から2020年まで盛田正明テニスファンド・Morita Masaaki Tennis Foundation/MMTF の顧問から同ファンドの選手育成に携わっていた。
元公益財団法人日本テニス協会強化本部情報科学委員会メンバー
■資格
XPS (Certifed Performance Specialist) by EXOS
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